はやぶさ HAYABUSA [映画 le cinema]
たぶん、これは地味な映画だったのかもしれません。しかし、堤幸彦監督ら制作陣のマジックと演技派俳優たちの芝居によってこの作品は、とてもワクワクして、涙する映画となっています。
宇宙研(宇宙科学研究所、のちJAXA)の数々の仕事は、たぶん見かけ上は日常生活上最も関わりのない仕事かもしれません。しかし、私たちの日常生活にあるモノの多くは、宇宙に行った結果の生成物というのも多いわけです。文科省の予算が出し渋るのは、見かけ上の成果がないと思えてしまうからです。しかし、実際は、私たちに宇宙というロマンを与え続けてくれる機関でもあるのです。基礎研究、特に宇宙関係や医療関係、理学系の研究は、本当にそうなるのかという予測が不明瞭なだけに予算のない中でも、考え、行動していかなければなければらないのです。この映画の主人公、水沢蛍もその一人。継続的に考え、行動していく覚悟があるかどうか、彼女自身の成長物語としてもこの映画は描かれています。VFXやNASAなどの映像もさることながら、日本の科学技術とそれに挑む人たちの物語です。
この映画、「はやぶさ(HAYABUSA)」は、太陽系を周回する小さな惑星(小惑星)に私たちの起源を求めた宇宙研の人たちが活躍するドラマです。はやぶさを飛ばすまで、そして、飛ばしてからミッションを遂行させ、地球に「帰還」するまでを描いています。
この「はやぶさ」については、他2つの映画が後を控えているようですが、この映画の元になったのが、はやぶさ君日記(ブログ)ということ、と堤監督らしさのあるコミカルなタッチもあるので、幅広く観ることができる映画かもしれません。
はやぶさ、そうまでして君は〜生みの親がはじめて明かすプロジェクト秘話
- 作者: 川口 淳一郎
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2010/12/10
- メディア: 単行本
伝説のオナニストと恐れられたこの38歳童貞様が・・・
卒!業!しちゃいました☆
http://e2yo031.n.maumaus.me/e2yo031/
by 伝説のオナニスト (2011-10-29 06:44)